東大島神社で神社結婚式

5つの神社が合併して創設された神社

東大島神社は江東区の大島の都営新宿線沿いにある神社です。最寄り駅は東大島駅で、徒歩7分くらいの距離のところにあります。

周辺地域にはマンションや戸建て住宅などが多く集まっている住宅街です。飲食店などもそう遠くない場所に多くあります。東京都内で神社結婚式を検討しているカップルにとっては、候補のひとつとして挙がるでしょう。

この東大島神社は戦前までにあった5つの神社が合併することで創設されたという経緯があります。

もともとあったのは、永平神社と子安神社、子名木神社、北本所牛島神社、南本所牛島神社の5社です。この5社はいずれも江戸時代に創設された神社で、地域住民に親しまれていましたが、東京大空襲のときに焼失してしまいました。

そして、終戦後に5社すべてを再建は難しいと判断され、合併して新しい神社を創設しようということでまとまったのです。

現在では、地域住民を中心に都内から多くの人が七五三参りや安産祈願などで訪れています。

少人数での結婚式にピッタリ

東京都内の神社は、大きな社殿を構えている神社や、広大な敷地の中に建っている神社が目立ちますが、小さな神社も多いです。

小さな神社の多くは近隣住民が普段お参りをするなどして憩いの場として親しまれています。行事などがあるときには、近所の人たちで盛り上がります。

東大島神社もそれほど規模は大きくありません。そのため、少人数で執り行う神社結婚式にピッタリでしょう。両家の親族のみ招待して神社結婚式を挙げたい場合におすすめです。

境内には、緑の草木が多く、和装で記念写真撮影をするときれいに写ります。また、東大島神社では祈祷などを行うときに使用している控室も用意されています。

そして、合併前の5社で合祀されていた古い石造物などがあるのも特徴のひとつです。江戸時代に作られた石造物や立像などもあり、江東区の有形民俗文化財に登録されているものもあります。こうした石造物や立像を見ることで、その地域の歴史を感じることもできるでしょう。